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2011年3月11日(金)14:46分に発生した、東北地方太平洋沖地震により、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。また心身ともに負傷をされた方にも心からの復活をお祈りし、自分1人でできることは小さいものの、日本と被災地が早く普通の生活に戻れるよう努力する所存です。
今回の東北地方太平洋沖地震によってかは不明だが、富士山の噴火の可能性が高まったと考えられる。主な理由としては、静岡県東部の地震が発生したことがその主たる根拠である。1707年に起きた富士山の宝永大噴火は、紀伊半島沖でM8.7の宝永大地震(今回の地震の前は日本最大の地震だった。最大震度は静岡で震度6、最大津波は紀伊半島の10m)が発生した49日後に噴火している。噴火の当日は富士山の山麓一帯では強い地震が数十回発生している。今後もこの群発地震が一つの目安になるだろう。
噴火によって引き起こされる事象で危険な事や問題のある事は下記の通り
ある意味、噴火で一番恐ろしいのはこの火砕流だろう。基本は小さな石や火山灰のような埃で作られている灼熱の雲のようなものである。大規模なものでは10〜20kmまで到達し、最高移動速度は時速100kmに達する。但し、過去の富士山の噴火では発生してもすそ野(平野部)まですらも到達していない(溶岩流の範囲に影響する)。今後も富士の噴火では考慮する必要が低い。但し噴煙柱が崩壊した場合には、広範囲に広がる可能性がある。危険度として火砕流に飲まれた場合即死。
溶岩流は溶岩の成分によってその移動速度に違いがある。しかし溶岩流が広範囲に流れ続けることは少なく、大規模なものでも通常は平野まで行くと急速に速度を落とし固まり始め止まる。飲み込まれれば即死。
富士山の過去の噴火では富士の裾野(約13km)まで軽石が飛来し住宅を破壊した。 これはプリニー式噴火として上空20kmまで軽石が吹き上がった為で、今後仮に富士の噴火が発生しても、富士山の構造上、過去以上の長距離まで飛来する可能性は少ないと思われる。危険度としては堅牢な構造物に隠れることで回避可能。
火山灰は危険度として直接的では無いが、かなりの広範囲まで被害を及ぼす。灰が積もれば交通機関が不順になり、視界が悪くなり事故の発生も増える。また粉塵として機器に入り込むことで多くの電子機器に障害がでる可能性がある。火山灰を吸い込むことは生死に関わる自体にはならないが、多くの砂を吸ってしまった場合と同じ症状が出る可能性がある。富士山が爆発した場合は東京や千葉の一部まで到達し10cmくらい積もる可能性がある。
放射能汚染と一言に言ってもかなりの認識の違いがある。まずは原因となる放射性元素と半減期を見てみる。
元素名 | 元素記号 | 元素番号 | 放射性同位体 | 半減期 | 備考 |
ヨウ素 | I | 53 | ヨウ素131 | 約8日 | ヨウ素はヨードともよばれる。ヨードチンキなどの消毒液に利用される。海藻に多く含まれ、体内で甲状腺ホルモンを合成するのに必要なため、ヨウ素は人にとって必須元素。ガンマ線は放出されるが、ベータ線による甲状腺被曝が大きな問題。放射線エネルギー(100万電子ボルト) ベータ線,0.248(2.1%), 0.334(7.27%), 0.606(89.9%);ガンマ線,0.0802 (2.62%), 0.284 (6.14%), 0.365 (81.7%), 0.637 (7.17%)他 |
ヨウ素129 | 約1570万年 | 宇宙線やウランの自発核分裂によって常に一定量が大気中に放出されている。ベータ線による甲状腺被曝。低エネルギーのガンマ線。放射線エネルギー(100万電子ボルト)ベータ線, 0.154(100%); ガンマ線, 0.0376(7.5%). | |||
セシウム | Cs | 55 | セシウム134 | 約2年 | ガンマ線を放射し、カリウムと置き換わって筋肉に蓄積したのち、腎臓を経て100日〜200日後に体内に排出。放射線エネルギー(100万電子ボルト)ベータ線0.0886(27.3%) 0.415(2.51%),0.658(70.2%)ガンマ0.563(8.4%),0.569(15%),0.605(97.6%), 0.796(85.5%) 0.802(8.69%) 1.365(3.0%)他 |
セシウム137 | 約30年 | 放射線エネルギー(100万電子ボルト)ベータ線 0.514(94.4%)の寄与が大きい。1.18(5.6%) ガンマ線 0.662(85.1%、バリウム-137mから放出される) | |||
カリウム | K | 19 | カリウム40 | 約13億年 | 人体にも存在。およそ6,000-7,000Bqの放射能。通常のカリウムは人体に不可欠の電解質。放射線エネルギー(100万電子ボルト) ベータ線,1.31(89.3%);ガンマ線,1.46(10.7%) |
アメリシウム | Am | 95 | アメリシウム241 | 約433年 | ガンマ線のエネルギーは非常に低い |
アメリシウム242 | 約141年 | ||||
アメリシウム243 | 約7370年 | ||||
コバルト | Co | 27 | コバルト60 | 約5年 | 放射線療法で用いられる放射性金属。放射線エネルギー(100万電子ボルト) ベータ線,0.318(99%);ガンマ線,1.17(100%),1.33(100%) |
ネプツニウム | Np | 93 | ネプツニウム239 | 約2.4日 | ネプツニウムはプルトニウム238製造に利用される(ウラン238+中性子→ウラン239→ベータ崩壊→ネプツニウム239→ベータ崩壊→プルトニウム239) |
ネプツニウム236 | 約15万年 | ||||
ネプツニウム237 | 約214万年 | ||||
プルトニウム | Pu | 94 | プルトニウム239 | 約2万4000年 | α線を放出し比放射能が高いが、α線は透過能力がなく、紙1枚や数cmの空気層で止められるために外部被曝しない。体内に入った場合0.05%程度が吸収され、残りは排泄される |
テクネチウム99 |
※半減期:放射線を出す能力が半分になるまでにかかる時間
直接的な放射線を浴びることは、放射線の貫通力などから原発施設内などで無い限り全く存在しない。問題は爆発事故などによって、放射性物質が放出され野菜・魚・肉などの食料を通じて、体内に取り込まれて体内で放射線が放出され被曝する状況である。
線名 | 特徴 | 電磁波(1000pm=1nm) |
アルファ線 | 放射線の一種で、アルファ崩壊によって放出されるアルファ粒子の流れ(ビーム)。この粒子は、2個の中性子と2個の陽子からなるヘリウムの原子核であり、また+2の電荷を帯びている荷電粒子であるので、電場や磁場で屈曲される。アルファ線は電離作用が強く、物質中を通りぬける力は弱く数cmの空気層、薄い紙一枚程度で止まる。但しアルファ線は電離作用が強いので、内部被ばくには十分注意しなければならない。 | 粒子 |
ベータ線 | 原子核の崩壊によって原子核から電子が1個飛び出すときに出される電子線でベータ粒子ともいわれる。普通β線というとβ(-)を示す。(通常ベータ線というとマイナス電荷のものを指す)ベータ線の物質を透過する力はアルファ線より大きいが、ガンマ線より小さく、厚さ数mmのアルミニウムや1cmのプラスチックで止めることができる。 | 粒子 |
ガンマ線 | ガンマ(γ)線は、電磁波と同じ種類のもので、励起エネルギー状態にある原子核がより低い状態または基底状態に移るとき、または粒子が消滅するときに生ずる電磁波である。ガンマ線を防ぐには、鉛なら約10センチ、コンクリートなら50センチ、水なら100センチの水槽が必要となる。 | 10pm以下の電磁波 |
X線 | 10pm〜10nmの電磁波 | |
中性子線 |
1機での最大は700万kW/h、平均は200万kW/hぐらい。200万kW/hとは約400世帯分の電気量。 (一般的な家庭での電力消費量は、5,000kW/h)
一軒家の屋根に付く発電量は現在の効率でも、4,000kw〜5,000kW/hぐらい(5,000kWでセット価格280万円ぐらい)。将来的に効率が向上すると、自宅の電力以外に大きく電力を販売できる状態になる。ちなみに、2000kWhの蓄電池(ヤマダ電機で180万円で売っている)があれば、夕方〜翌朝までの電気はまかなえそうだ。通常家庭についているブレーカーは20Aで落ちる。20Aとは、2kWを指す。
[http://journal.mycom.co.jp/special/2003/gigamemory/002.html]
このページは、私、神嶋が自分の経験を共有するべく立ち上げたものであり、内容について一切の保証があるわけではないが、もし私と同じ問題に遭遇したならば、一抹の幇助にはなってくれるだろう。
言及する分野が多岐にわたるが、これは私個人の性格に拠るところが大きい。質問の為の機能は付帯していないため、残念ながらコメントを頂く仕組みはないのだが閲覧者が増えれば今後検討していこう
と考えている。
2008年
神嶋
私の独白にお越し頂きありがとう。
君はこのページの252721番目のお客様だ。今日だけでは16人目となる。
昨日はどうやら36人の閲覧を頂いていたらしい。
ブロンドが治療に訪れて医者に言った。
「体中、あちこち押すと痛いんです」
それを聞いた医者はブロンドに言った。
「ちょっと膝を押してみてもらえますか?」 「こうですか?・・・痛いです」
「今度はおでこを押してください」 「こうですか?・・・やっぱり痛いです」
「次はおなかを押してください」 「はい・・・痛たたた」
医者はすべてを納得して診断を下した。
「指の骨折です」