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Slim3とは?

Google App Engineを利用した、WEBアプリ開発において、BigTableをより使いやすくするためのフレームワーク。詳しくはここのページを参照。

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インストール方法

WEBアプリ開発には、Javaを利用するため、IDEはEclipseを採用する。すでに、GAE Pluginなどのインストールが、Eclipse上に行われている事を前提し、以下のローケーションから Slim3用のPluginをEclipse上でインストールする。

http://slim3.googlecode.com/svn/updates/

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代表的な利用方法

Slim3では、build.xml がパッケージに入っており、これを ant ビューに投げ込み、Antビューに出現する、各ジェネレーターに対して、ant実行するだけで、各種データフォーマットのひな形を作成してくれる。
基本的に記述するべき内容は以下の通り

  1. Model : テーブル(Entity)の構造とアクセス方法を記述したモデルクラスの作成
  2. Service : 実際のサービスの内容を記述したサービスクラスの作成

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データモデルの作成

antビューに表示された、gen-model をeclipse上で右クリックし、実行->Antを行うことで、モデルのスケルトンがパッケージの src 及び test 上に作成してくれる。このant実行を行うと、別のウィンドウが表示されて、作成するjavaクラスの名前を入れることで、ファイルを作成するが、注意点としてパッケージ名を掘り下げたい場合には、「.」を利用して、その階層を指定する。(※ここではtestPackageがプロジェクト名)
testPackage.model.myDataBase.address の中に、telephone.javaと作りたい場合

myDataBase.address.telephone

と指定する。ここで分かるように、model がパッケージの後ろに強制的に付与される。また、同時にmetaクラスと、testの中にテスト用のクラスも自動作成される。

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データモデル作成上の注意

Javaのソースの中にモデルを記述上での注意点は、以下の通り。

  1. Class名に、@Modelアノテーションを付ける。(自動作成時に記述されているので意識は都特に無し)
  2. メンバー変数(DBの項目)は、すべてPrivateで記述し、getter及びsetterメソッドを必ず記述する。
  3. ModelRefや、InverseModelListRefクラスを利用する事で、他のテーブル(Entityと呼ばれている)への連結参照の設定が行える。